小林歯科医院
〒380-0844
長野県長野市諏訪町1645
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咬み合わせのずれ、顎の偏位、噛めない、ということは、咀嚼機能の低下だけでなく頭位を変化させ、頸椎をはじめ脊柱を歪めることになります。またそれらは頭頸部の筋および周囲組織の過疲労、緊張または機能不全などによる血行不良を招き、頭頸部のこり、頸腕部の痛みや頭部、顔面部の変調を起こします。 特に咬み合わせが悪い場合、咬み合わせた時に最初に接触(一次接触)した歯を中心として、下顎をずらして全ての歯を咬み合わせようとする力が働きます(咬頭嵌合位)。そうすると頭の重心が傾き、頭の重さで身体の重心は上体を支える骨盤内の仙腸関節※1が対応するようになり、身体全体も傾きます。 ここで視覚中枢が重心をもとに戻そうと働くため、首や背中の筋肉に負担がかかります。こうして起こる「ゆがみ」が神経や血管を圧迫し、その結果、頭位姿勢や全身姿勢にもさまざまな影響を与えると考えられています。
※1仙腸関節=腰椎(腰の骨)の下にある仙骨とその外側にある腸骨(お尻の内側の骨・ちょうこつ)の接する関節。普段は動かない関節ですが、ずれが生じると様々な症状を引き起こします。
主訴 |
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原因 |
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治療法 |
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術前
術中・ミニスプリント装着/前歯部スプリント装着
パールエステ装着/術後口腔内
咬み合わせた時の咬合平面(上下歯牙の平面)は、姿勢と深く関係し、咬合平面の変化は頭の位置を変えてしまいます。
人間は重力(1G)のもとで生活していますので、頭の位置の変化は長期的には身体全体の骨格をも歪めてしまいます。具体的には咬み合わせと関係の深い、特に首の骨、骨盤に大きな影響を与えるのです。
首は脳の一部、上半分は脳そのものであり、首の筋肉の異常によって副交感神経が圧迫され、病気になるとも言われています。咬み合わせが低くなるということは首の骨への圧迫につながり、咬み合わせを高くするということは首をけん引することになります。単に首だけのけん引は、逆に病状を悪化させることもあります。咬み合わせの診療は、自律神経を健全化させ、心身の健康をつくります。
全身の骨格筋の中で、筋の長さを変化させることが可能な筋は咀嚼筋だけである。臨床的にも咬合高径の減少は咀嚼しやすいと喜ばれる。しかし咬合高径が減少した距離だけ筋紡錘がたるむため、その感度を上げるためには、静的運動神経線維の興奮は多くなり、全身の静的運動神経線維の興奮も増加すると考えられる。
頭蓋骨というものは皮だけで覆っているもので筋肉そのものが動かしているのではない。頭蓋骨を動かすのは、呼吸や内部の血液の流量度とか、あるいは内部の皮質の緊張などの変化によって、微妙に縫合部が活動している。そのため刺激も内部に向かって内部を活動させるような刺激法でなくてはならない。筋肉の調整ではなく、頭蓋骨の一部である上顎骨にある歯牙の咬合圧力を変えるものである。
BBOとはBio(生体)、Balanced(バランス)、Occlusion(咬合)の頭文字を取った略称で、BBO咬合理論とは、頭蓋の支点や第二頸椎を顎運動の中心とした咬合理論のことをいいます。 咬み合わせによって生体(全身)の正しい平衡と調和を取り戻そうという理論です。
当医院では、咬み合わせの調整だけではなく、全身のバランスを考慮した治療方法を実践しています。